健康科学イノベーションセンターは健康科学ビジネス推進機構と共催する「子どもウエルネス創出事業化コンソーシアム」の活動一環として、「第１回大阪こども会議～みんいく（眠育）のススメ～」を開催しました。

この催しは、ワークショップフェスinナレッジキャピタル（ナレッジキャピタル/ＫＭＯ主催）のプログラムとして開催したもので、午前・午後のこども会議には小学４年生から中学３年生までの男女２４名が参加しました。

まず「自分にあった枕作り（材料提供：西川リビング㈱）」を親子で体験していただいた後、子ども達は「めっちゃ気持ちええ睡眠」についてフリーディスカッションを行いました。㈱スマイルマーケティングの高橋健三氏、水野敬特任講師、両ファシリテーターのもと、会議では「眠れない原因は何？」、「どうしたらぐっすり眠れるの？」についてたくさんの意見が出されました。

眠れない理由として「ベッドから落ちてしまう」、「きょうだいに蹴られるから」といった子ども達らしい意見や、「塾で帰りが遅いから」、「ゲームをしてしまうから」といった昨今の子ども達が抱える事情を背景とした意見も出されました。自分達自身で解決方法を考え、睡眠の大切さや質の高い睡眠をとるコツを学ぶ機会となったと思われます。

子ども達のフリーディスカッションと並行して実施した講演（講師：兵庫県立リハビリテーション中央病院　子どもの睡眠と発達医療センター　田島世貴先生）も大好評で、保護者の皆さんに子ども達の睡眠の重要性を学んでいただくことが出来ました。