2015/10/23

センター関連研究員が参画した共同研究の成果(特定の嗅覚受容体が抗疲労技術に関わる可能性を示唆)に関するニュースがリリースされました

健康科学イノベーションセンターの渡辺恭良センター長、山野恵美兼任研究員、田中雅彰兼任研究員、石井聡兼任研究員らが参画した、花王株式会社感性科学研究所との共同研究の成果に関して、10月20日に発表がありました。
今回の一連の研究では、香りによる抗疲労作用機構の一端を明らかにしました。今回の成果は、新しい抗疲労技術の開発の可能性を示唆し、「快適な生活実現」への応用が期待されます。

大阪市立大学 “新着情報”
特定の嗅覚受容体が抗疲労技術に関わる可能性を示唆
<プレスリリース>

花王株式会社”最新ニュースリリース”
はじめて特定の嗅覚受容体が抗疲労技術に関わる可能性を示唆

日経プレスリリース
花王、大阪市立大との共同研究で特定の嗅覚受容体が抗疲労技術に関わる可能性を示唆

日刊工業新聞(2015年10月22日)
大阪市大など、特定の香りが疲労緩和する仕組み解明-6嗅覚受容体を特定

医療ニュース(2015年10月22日)
香りによる抗疲労作用、6種の嗅覚受容体が関係か-大阪市大

その他、この研究発表は下記のメディアなどでも紹介されています。
◆10/21 日経産業新聞、化学工業日報
◆10/22 日刊工業新聞

なお、本研究成果は、第11回日本疲労学会総会・学術集会(山口県 2015年5月15日~16日)および日本味と匂学会第49回大会(岐阜県 2015年9月24日~26日)において発表しています。

※共同研究グループ【当センター関連者のみ抜粋】
●渡辺 恭良 <わたなべ やすよし> (CHSIセンター長)
(理研 ライフサイエンス技術基盤研究センター センター長)
(大阪市立大学大学院医学研究科システム神経科学 特任教授)
●山野 恵美 <やまの えみ> (CHSI兼任研究員)
(大阪市立大学大学院 医学研究科システム神経科学 特任助教)
(理研 ライフサイエンス技術基盤研究センター 客員研究員)
●田中 雅彰 <たなか まさあき> (CHSI兼任研究員)
(大阪市立大学大学院 医学研究科システム神経科学 講師)
(理研 ライフサイエンス技術基盤研究センター 客員研究員)
●石井 聡 <いしい あきら> (CHSI兼任研究員)
(大阪市立大学大学院 医学研究科システム神経科学 病院講師)
(理研 ライフサイエンス技術基盤研究センター 客員研究員)